🔰 初心者向け:VPC・サブネットとは?
🔰 初心者向け:VPC・サブネットとは?
💡 VPC(Virtual Private Cloud)とは?
AWSで仮想プライベートネットワークを構築できるサービスです。
- 実際のサーバ機器が手元になくても、ネットワークを仮想的に構築できる
- EC2やRDSなどのAWSリソースに、仮想ネットワーク上のIPアドレスを割り当てて利用
🖥️ VPCと物理ネットワークの違い
- VPC内ではEC2インスタンス(VM)などを仮想的に配置
- ハイパーバイザー上で仮想マシンが動作
🏗️ VPCとサブネットの特徴
- VPCはAWSリージョン単位で作成
- CIDR表記(例:10.0.0.0/16)でネットワーク範囲を指定
- 1つのVPC内に複数のサブネットを用途ごとに作成できる
- サブネットはアベイラビリティゾーンごとに作成が必要
📋 VPCのアドレスと予約
- VPC内のアドレスはCIDRで/16〜/28の範囲で指定
- 各サブネットの最初の4アドレスと最後の1アドレスは予約済み(利用不可)
- xxx.xxx.xxx.0(ネットワークアドレス)
- xxx.xxx.xxx.1(VPCルーター)
- xxx.xxx.xxx.2(Amazon Provided DNS)
- xxx.xxx.xxx.3(予備)
- xxx.xxx.xxx.255(ブロードキャスト:予約)
🔄 CIDRの拡張
- 以前はVPC作成後にCIDR変更不可だったが、2017年10月以降はCIDR拡張が可能
🌍 サブネットの種類
- パブリックサブネット:外部接続を想定。デフォルトで外部通信可能
- プライベートサブネット:リソースやデータを外部から保護する用途。外部通信不可
🤝 VPC Sharing
- 複数アカウントでVPCやリソースを共有できる「VPC Sharing」もオプションで利用可能