Amazon API Gatewayの概要

Amazon API Gatewayは、オンラインサービスへのリクエストを受け付ける機能を提供するAWSのサービスです。リクエストのタイプに応じて複数のAPIをサポートしています。

API Gatewayが提供するAPIの種類

API Gatewayでは、以下の3種類のAPIを作成できます。

APIの種類	主な特徴
REST API	- AWS Lambda、HTTPエンドポイント、Mock、AWSサービス、VPCリンクにリクエストを転送できる\n- RESTアーキテクチャスタイルに基づくAPI\n- OpenAPI(Swagger) v2.0/3.0に準拠した定義ファイルからAPI作成や既存APIのインポートが可能\n- ステートレス通信\n- JSON/YAML形式の定義ファイル対応
HTTP API	- AWS Lambda、HTTPエンドポイント、AWSサービス、VPCリンクにリクエストを転送できる\n- REST APIよりも軽量かつ実装が簡単で、コスト効率が高い\n- OIDCとOAuth 2.0の認証、CORSデプロイ、自動デプロイ対応\n- ステートレス通信
WebSocket API	- AWS Lambda、HTTPエンドポイント、Mock、AWSサービスにリクエストを転送できる\n- WebSocketプロトコルで双方向通信が可能\n- チャットやダッシュボードなどのリアルタイム通信に利用\n- ステートフル通信

API GatewayのREST APIは、Amazon CloudFrontと連携し、さまざまな統合タイプ（Lambda関数、HTTPエンドポイント、Mock、AWSサービス、VPCリンクなど）を通じて、AWSリソースや外部サービスにリクエストを転送します。

REST APIは、RESTアーキテクチャスタイルに基づくAPIです。クライアントからのリクエストを受け付けるエンドポイントには、以下の3つのタイプがあります：

それぞれのエンドポイントを通じて、AWSリソースや外部サービスと連携できます。